なんか勉強したくなる毎日塾長

学生・社会人、みんながこれを見るとなんか勉強したくなるブログです。

読解力習得法

昨日は新しく中学3年生が入塾しました。

さすがに危機感を感じているらしく、勉強する決意を固めたそうです。

残りの期間できる限りのことをやり尽くして、ゴールまで完全燃焼してほしいとおもいます。精一杯サポートさせていただきます。

 

さて今日は、昨日塾生からも質問があったので、国語のお話をさせていただきたいと思います。

国語の問題は主に、漢字、現代文、古典で構成されています。

今日は現代文にフォーカスしたいと思います。

 

今はちょうど期末テストの真っ只中です。学校の定期テストといえば、教科書で習った文がそのまま出てきます。だから復習さえしていればある程度点数が取れます。

しかし実力問題になると、初めて出くわす文の問題を解かないといけなく、途端に点数が取れなくて思い悩む子が出てきます。正直、この辺りは学校の授業だけではカバーしきれないところではあります。

とはいっても、「これさえすればすぐに点数が上がる!」という裏技というのはありません。プロとしてそんなものがあればもちろん教えてあげたいところですが、本当の意味での国語の実力を付けたいのであれば時間はかかるものです。

 

普段から本を読む習慣を身につけることをお勧めします。

まずは自分が好きな小説など、とにかく活字に触れていくことが大事です。慣れていけばスピードも速くなっていきます。

もしくは演習問題を繰り返してもいいと思います。

現代文の問題集を手に入れて、初めて出くわす問題文に慣れていきます。

その際の問題集の取り組み方としては、まず問題文だけに目を通します。問題は解かなくていいです。ゆっくりと読んでいき、隅々まで完璧に理解する意識を持って読み進めます。そして完璧に理解した段階でようやく問題を解いていきます。問題はきっちりと何を聞かれているのかも理解して解き、解答解説も丁寧に読みます。

これを繰り返します。

一番大事な段階としては、問題文を隅々まで読み完璧に理解することです。

国語的な読解力が身につけば、他の科目でもより深く理解を得られるようになります。よく聞かれてる問題と答えを履き違えている子がいたりします。

しっかりと文を読んで理解する癖が身につけば、国語だけでなく他の科目でもそんなミスも減ります。

スピードは知らない間に身につきます。どのくらいの文に触れればどのくらいのスピードになるかという明確なものはないだけに読解力が身についた実感はなかなか湧かないかもしれませんが、繰り返せば必ず読解力は身につきます。

初めての問題文にも怖さがなくなっていくはずです。

本や文章を読んだりすることが好きな人は苦にならないと思いますが、苦手な人は地道な作業で少し根気が求められるかもしれません。どうしても早く読み進めることができないことのジレンマが必ずやってきます。なぜなら人間はすぐに成果を求めてしまうものだからです。しかし決して焦らず、ゆっくりと理解していくことがポイントです。わからない言葉が出てきたときはその都度、調べながら時間をたくさんかける心算で勉強することが国語学習には必要です。

現代文にも、評論と小説に大きく分かれています。

少し解き方は違ってくるのでこの辺の細かい話についてはまた、追々深くお話しさせていただきます。

 

いつも拙い文で申し訳ありません。

 

質問やコメントがあればお願いいたします。

 

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