読解力の話
昨日もブログを休んでしまいました。日曜日休みがちです。
いつもお読みいただいている皆さん申し訳ありません。
どうかこれからも「ほぼ毎日塾長ブログ」をよろしくお願いいたします、、
今日は以前もお話ししました読解力のお話をさせていただきます。
最近、15歳を対象とした読解力調査の結果が話題になりました。
日本は前回の8位よりも急落して15位になりました。
ちなみに1位は北京・上海だそうです。
科学分野、読解分野、数学分野があるのですが、北京・上海は全て1位です。
日本は科学5位、数学5位でした。
特に問題視されたのが日本の読解力のなさです。
読書量が少なくなってきているのが主な原因と言われています。
読書量が減ってきている原因ははっきりとは出ておりませんが様々だと思われます。
ネット、SNSの普及がその原因の一つだと言われています。
例えば、Twitterは短い文章の投稿のみです。インスタグラムはあまり読み物がそもそもありません。
そして近年youtubeの動きが大きすぎるせいで動画でのみの情報収集をする傾向が大きくなっているのも事実です。
では、100%塾長の個人的体感のお話をさせていただきます。
SNSが普及していると言えども読み物の量自体が減っているわけではないので読める機会がないわけではありません。「読む」ということの入り口がSNSで止まっていると思われます。例えば、韓国。韓国でももちろんSNS流行っています。しかし日本の順位より上です。韓国というのは皆さんご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、受験戦争が激しい国です。家族団結して子供の学力を上げるために必死になります。
ここで一つ言いたいことは、周囲の大人たちがどれだけ子供たちに「読む」機会を与えられているかという点です。
子供というのは15歳という年齢に達する頃にはもはや読書が好きか嫌いか完全に二分化されています。つまりそれまでにどれだけ子供が読書好きになっているかどうかです。そもそものその子の性質が読書好きであれば、いくらSNSが発達したところで自らたくさんの読み物に触れていきます。
一つ問題提起ですが、大人の皆様の読解力はどれほどのものでしょうか。
今回の調査は15歳を対象とした結果だからと言って、「だから今の若者は、、」とすぐに決め付けてしまうのは早いのではないかと思います。
もちろん大人にもSNSを使う機会がたくさん与えられていますし、大人たちの読解力自体確かなものとも言い切れません。
そんな大人の姿を見ている子たちは、もちろん真似をして本も読まなくなります。
世の中には面白い本がたくさんあり、増え続けていることを忘れないでいただきたいです。
この読解力問題でテレビの芸能人は、最近の子は想像力がないだの表現力がないだの、コミュニケーションが不足してるだの好き勝手なことを言っていますが、それらが読解力とどう結びついているのかよくわかりませんでした。おそらく読解力がない芸能人の方々だと思われます。(改めてですが塾長の個人的見解です)
政府の読書量が減っているという見解は塾長も同意見です。逆に読書さえしていれば想像力だの表現力だのコミュニケーション力などがつくとも思えません。
塾長の結論はどれだけ、読書の機会にたくさん触れられるかです。
ここでちょっとした頭の体操です。
「お姉ちゃんは国語好き?」「えっまあ、、」有紗は由香の問いに対して少し戸惑って答えた。妹はどっち?
①有紗 ②由香 答えは最後に。
長々と書きましたが、このブログ自体も読むトレーニングの一つにしていただければ幸いです。
答えは②由香 です。
個別指導塾リライアンスhttps://www.reliance-kobetsu.com