滑り止め
滑り止めの高校、大学の対策の時間配分についてです。
もちろん本命の大学があるので、それにそこまで時間はかけられないと思います。
だからと言って、ゼロ対策では通用しないでしょう。
本命と滑り止めのレベル差によってその配分は変わります。
つまり、滑り止めの対策はしなくても受かるくらい簡単な場合は、ぶっつけ本番でもいけるでしょう。
あと、本命落ちたとしても、そこそこの滑り止めにはいきたいという場合、それなりの対策はしないといけません。
およそ、3ヶ月くらい前から滑り止めの対策をしかかるのが良いと思います。そして入試当日に近づくにつれて時間配分を増やしていきましょう。
3ヶ月前は、本命:滑り止め=2:8
2ヶ月前は、本命:滑り止め=4:6
1ヶ月前は、本命:滑り止め=5:5 もしくは6:4
と近づくにつれて増やしていき、過去問は絶対にやりましょう。
滑り止めを受けるということは傾向と対策を読み取り、その感覚を覚えるというメリットがあります。問題内容は違っても傾向は同じです。この傾向を掴んでおくことは極めて大事です。この傾向を掴むという感覚がこれまた大事です。
とある大学の英語の長文問題にこんな問題があります。
「本文の内容と一致しているのものには1、本文の内容に合わないものは2、どちらとも言えないものには3を書きなさい。」
これはなかなか曲者ですね。これを知らずに受けてしまうと大体面食らいます。
滑り止めを受けるのは試験慣れもありますが、そういった大きなメリットもあります。
このブログに出くわした「変わり者」へ
何のきっかけがあったにせよこのブログにたどり着いた方は幸運です。
こんなマニアックなブログに出くわせるなんてなかなかの確率です。まだまだ認知度は低いです。最近は自己啓発的な内容がほとんどです。意識の高い人でないとなかなか重く感じてしまう内容だと思います。主に対象は学生ですが、ブログのテーマは人としての成熟です。生産性を高めるとか幸せになるためにはといった意識高い系よりは、根性論による成熟がメインテーマです。泥臭く頑張るということの美学があると信じております。
このブログに初めて出くわした人は、ほとんどが不安と甘えの境界線を彷徨っている人だと思います。それと同時に成果を上げたいという使命感にかられていると思います。
大丈夫です。このブログにのめり込んでいるあなたなら自然とマインドも変えられます。
「読むだけで勉強がしたくなる」内容を意識しておりますが、勉強だけでなく何かを極めようとしている人はそれにさらにのめり込みたくなるような内容となっております。
とにかくこんなマニアックなブログを読んでいただき本当にありがとうございます。
読んでいるあなたは良い意味で変わり者でしょう。しかし人と違う大きな成果を上げたいという場合は人と同じではいけません。ビックリするほどの鍛錬が必要になるでしょう。その場合はあまりに人と違うように見えるため、変わり者にうつるだけのことです。とことん変わり者になっていきましょう。人に理解される必要なんてありません。夢がある人はなりふり構わず、己の鍛錬に努めましょう。私も頑張ります!
瀬戸際
入試本番までおよそ3ヶ月といったところです。頑張ってますか。
残りの期間で追い込みをかけられるかどうかで合否に大きく影響します。
残りわずかしかないから頑張っても無駄と思う人はそれまでです。ここでさらにもう一踏ん張りしてこれまで以上の頑張りを見せられる人が勝ちをとれます。
また、ここで思い切り頑張れたという経験自体が後々大きく響きます。
どういうことかというと、頑張らなかった場合、自分はあんな短い期間ですら頑張ることができなかったと後になって自己嫌悪に陥ります。タチが悪いのが、頑張らなかったけどたまたま受かってしまった場合です。なまじ受かってしまったものなので、頑張らなかったことに関して反省が薄れてしまいます。
こういう意味において頑張ることそのものに意義があるというのは一理あるのではないかと思います。人生何事も頑張るということは大きな意味を持つと思います。
そもそも頑張るということはどのレベルのことなのかというと、限界レベルです。昨今、簡単に頑張るという言葉が出過ぎているように思えますが、今一度見つめなおしてみてほしいです。
常にそのことを考えるということです。受験生であれば常に勉強のことが頭にあるということです。そうすれば必然的に行動にも表れます。常に単語帳を肌身離さずに携帯したり、トイレに暗記事項を貼り付けたりと意識が高い受験生になります。夢の中でも勉強することもあります。
とにかく、今更ではありません。仮に今まで全く頑張って来なかった子でもこれから頑張れば結果は大きく違います。できることは絶対にあります。最後まで諦めずにやれることをやり抜きましょう。
勉強ができる子の特徴8選
今回は勉強ができる子の特徴について述べていきます。
早速いきます。
①ダラダラしない
勉強しているときはもちろん、いつもシャキシャキしています。受け答えもシャキシャキしております。姿勢もいいです。椅子の座り方はやや浅く座り、背中は真っ直ぐ。寝ながらダラダラ勉強している子で賢い子はまあいないです。ダラダラした格好をするだけで余計にダラダラしてしまうので、よくありません。意識的にシャキシャキしていきましょう。
②学校の先生の悪口を言わない
学校の先生に限ったことではありませんが、賢い子は基本的にネガティブワードを口にしません。言い訳もしません。そういった類の言葉が自分の成長を妨げるということを重々理解しているのでしょう。環境に不満を言うことはなく、その時に自分は何をするべきなのかをいつも考えております。
③なんでも真剣
勉強以外でも真剣に取り組みます。勉強以外のことだから馬鹿にするだとか、いい加減に取り組むだとか言うことがありません。体育の授業でも全力疾走です。そういった真剣モードが習慣づけとなって勉強も真剣にできるのでしょう。
④なんでもモノにする
なんでも真剣、なおかつ言い訳しないのでなんでもモノにしてしまいます。クラスのみんなが学校のある先生の授業が分かりにくいといっている中、その先生の授業をしっかり吸収し、自分のモノにすることができてしまいます。どんな参考書、問題集であったとしてもしっかりモノにします。
⑤素直
人のアドバイスをよく取り入れます。相手の話をよく聞きます。変に意固地になってしまうと限界が来ます。また、そもそも素直じゃないと問題が理解できなくて行き詰まります。
素直さは本当に大事です。
⑥時間にきっちりしている
よくできる子は時間が有限であることを知っています。勉強時間をしっかり確保するために時間は無意識に意識しております。
⑦悪い点数でも落ちこまない
悪い点を取ったとしても基本前向き思想なのでもう次に向けてどうするのかを考えています。見ている方からすればあたかも想定内のようです。賢い子は落ち込んでいる時間が無駄であることを知っているのです。その時間勉強する、となるのです。
⑧同じ質問をしない
賢い子たちは1つ1つの質問に重みを持たせてあります。軽々しく質問しないです。故に1度聞けばしっかりとモノにします。聞く内容としては勉強法が多いです。
いかがでしたでしょうか。勉強ができる子というのはとにかく前向きです。マインドから変えていくとどんどん勉強ができるようになります。
勉強ができない子の特徴8選
今日は勉強ができない子の特徴についてお話ししたいと思います。
いくつかあると思うのですが、今私が思いつく特徴を具体的に述べていきます。
当てはまる人がいれば少し注意してください。当てはまっているけども偏差値が常に60以上ある人はお気を悪くしないでください。全て私の独断と偏見です。ではいきましょう。
①ながら勉強をする
例えば、スマホをいじりながらの勉強。意識はほぼスマホに偏ってしまっているわけですから、まあ頭に入ることはないです。以前にもスマホを触りながら勉強することについてお話しさせていただきましたが。本当に良くないです。
あとは、お菓子を食べながら、雑誌を見ながら、、。結構多いのがペンを回しながら。私の感覚ですが、ペンを器用に回している子で勉強ができる子あまり知らないです。ペンを回すというのは非常に器用な作業で脳の繊細な部分を駆使しております。本来勉強に集中するべき脳の一部を使ってしまっているわけですから効率は下がるはずです。
ペンは寝かせてあげてください。ペンも酔っちゃいます。
②使っている教材をすぐに変える
これはよくありがちです。特に成績を上げたい欲はしっかりあるのはあるけれども勉強法がわかっているようでわかっていない子にありがちです。
一つの教材の本質部分をしっかり理解しきるまでその教材を使い切る姿勢が大事です。あれこれと手を出して中途半端に終わってしまうと何も理解できずに終わってしまうので、これと決めた教材があればそれをきっちりとやりきるというのが大事です。
③全くの無計画
勉強計画を立て、そこから逆算してどんな勉強すれば良いのかを考えるのが基本です。
ただ学校で与えられた課題を漫然とやっていてもそれが自分にとって必要なものでない場合意味はないですし、漫然と勉強していても身になりません。
④計画をガチガチに固める
逆に計画ガチガチタイプです。1日の勉強スケジュールを1分単位で決め出すと重症です。
計画というのはそうそうその通りになるものではありません。計画通りに行かないたびに変にモチベーションが下がるだけです。また、計画をガチガチに立てるだけで何だか勉強した気になってしまうだけのパターンもあります。
計画は固めすぎず、おおよその逆算をしていきましょう。
⑤すぐ弱音を吐く、言い訳する
これは本当にあります。というよりこれをすることによって勉強ができなくなってしまいます。言葉の力というのはとても大きくて、まして自分の言葉というのは他のどんな言葉よりも1番の影響力があります。ネガティブな言葉を発すれば、どんどんネガティブになっていきます。そもそもすぐに弱音を吐いたり、言い訳をする子は勉強をしないように意識をが向いており、逃げておりますので、学問の神様はそんな人に学力を与えてくれません。
⑥学校の先生の悪口を言う
これも少し⑤と似ているのですが、少しロジカルに説明します。
学校の先生の教え方が悪いと評論家を気取っている生徒。そもそも勉強が分からないから授業を受けております。勉強が分からないのに教え方が上手いも下手もわかるわけはないはずです。その子が分からなくても隣に座っている子は分かっています。つまりその子の理解力が追いついていないだけです。あの先生は教え方が悪いなどと友達に共感を求めるのはやめましょう。下手すれば嫌われちゃいます。学力がバラバラの全員が理解できるような授業など期待してはいけません。評論家になるのはもうやめましょう。
⑦やたらノートにまとめたがる
どんなこともノートをとりたがるノート魔人がおります。ここで重要なのは綺麗にノートをまとめられているかどうかではありません。
さほど重要でもない情報までノートを取り出すと危険です。
もはやノートを取ることが目的化しているからです。ノートを取るのに必死です。どれだけノートにまとめられるか、どれだけ綺麗に書けるかの戦いに入っています。それが終われば何だか満足してしまって勉強した気になってしまいます。ノートとは本来、忘れたときのために取るものです。教科書に書いてあることをまとめることは本質と違います。教科書はすでにまとまっております。さらにひどいのはノートをノートにまとめ出した時です。本当に愚かです、、。
ちなみに私はノートをとって勉強したことはありません。
⑧何でもかんでも質問する
最後にこれです。私が高校時代のクラスメートに授業が終われば必ず先生に質問をしに行っていた子がおりました。よくたくさん質問しろだとか、そういった子を見ると意識が高いだとかいう意見があると思うのですが、私は愚かに見えて仕方ありませんでした。
そもそも何でもかんでも質問してしまっている時点で自分で理解できていないということです。つまり授業内容を理解するまでの準備ができていないのです。
さらに自分で理解しようとする意識がだんだん希薄になります。少々わからないところがあっただけで質問すればいいや、となって思考停止しがちです。勉強は基本自分で進めていくものです。人に頼りすぎるのは良くないです。
私自身、教える立場としてこういう子はたまにいます。正直、そんなことも聞く!?みたいな質問をしてくる子もおります。質問内容で単に勉強不足であることがすぐにわかります。
意識が高く見えて、本当は意識が低い質問魔にはならないようにしましょう。
いかがだったでしょうか。
当てはまってしまった人は気を悪くする必要はありません。どれも今この瞬間に改善できるものばかりです。ましてこんなマニアックなブログを読んでいただいている人は絶対に意識が高いですので、すぐに改善できます。
あと、もう一度お断りさせていただくと、全て私の独断と偏見です。ほんの少しでも参考にしていただければ幸いです。
今日は少し辛口の記事になりましたが、どうかお手柔らかに今後ともよろしくお願いいたします。
世界一いい塾を目指して
開校1周年が経ちました。
あっという間でした。
生徒のためにどれだけ自分の持てる力を捧げられたのか。自問自答している間に早1年。
以前にもお話しさせていただきましたが、世界一いい塾とは何なのか。
今日は講師目線でのお話になってしまいます。
生徒のことを誰よりも考えられる塾。これが個別指導塾リライアンスのテーマです。
生徒のことを考えるとは何なのか。ただ闇雲に講師が勉強のわからない生徒に対して教えまくることなのか。ただ生徒の居心地だけを考えてあげることなのか。
塾講師として生徒にしてあげられることなど所詮はしれています。
成績をきっちり上げてあげること。これは当然です。
プラスアルファがあるとすれば、人としての成熟です。
塾でそんなことが可能なのか。そもそも私が生徒に望む人としての成熟は、端的に言うと自主性です。
勉強とはメンタルスポーツのようなものです。
メンタルスポーツの例としてよく挙げられるのが、ゴルフです。ゴルフの場合、どういった側面でメンタルが必要となるのかといえばおそらく、ここ一番という時にどれだけ気持ちを冷静に保てるかというところでしょう。
勉強においては、継続することの戦いになります。
人間というのは同じことの繰り返しにどうしても辟易してしまい、新しいことをすれば難しくて思考停止してしまう。
こういった場面にこそ抗い、結果を出すために継続する精神を鍛えることこそ、人としての成熟につながると信じております。
人生の初期段階からそういったメンタルトレーニングを積み重ねておけば、大人になった時にも少々の困難にもめげることもなく、必ず乗り越えられる度量も身につくことでしょう。
私共にできることがあるとすれば、そのサポートです。あくまで自分で自分を律し、管理し、育てる。その手助けとしての立ち位置です。引っ張るではなく、押し込むでもない。
道を示してあげて、ここぞという時に指先でつついてあげる。現状、私の生徒を育てるということのベストアンサーはこれだと思っております。
教育者の端くれとして、日々生徒のために何ができるのか考えつつ、私自身、精進して参りたいと思っております。
あくまで世界一いい塾を目指していきます。
五木模試を経てこれから
第5回の五木模試の結果が返ってきていると思います。
高校受験生の皆さんどうでしたでしょうか?
判定結果については、1年ほど前の記事、「隠れB 判定」にて書かせていただきました。
割りにこの記事ご好評いただいております。
簡単に説明すると、D判定が出たとしても必ずしも悲観的になる必要がないということです。
言ってみればたかだか模試の結果であって本番ではありません。
大事なのは本番入試に合格するかどうかです。
これからの時期実力を上げていくために受験生がするべきことを体系的に述べます。
確実に取れるところをとっていくということが肝になります。
つまり、得意を伸ばす、ミスをしない、そして暗記科目に力を注ぐ、です。
これから成績を伸ばしていくというのは可能ですが、やはり限界はあります。
なので追い込みをかけることによって上げていけるのは得意科目です。
そして、細かいミスをしないことです。数学であれば計算ミスは絶対にしないことを心がけるです。
あとは暗記科目です。暗記科目については基礎力という土台があるかないかは関係がなく、やればやった分だけ上げていける性質があります。これについても追い込みをかけていくべきと言えます。
多くの子は満足のいく結果を得られず、落ち込んでしまっていることと思います。
しかし、落ち込んでいる余裕なんてもはやありません。模試の結果が全てではないのは明らかです。
これからのことを考えて今自分にできることをやっていくのみです。
次回の五木模試は、1年で最も受験人数が多い規模のものになります。少しでもいいので何か上げてください。勉強した成果が数字として出ることは結構面白いですよ。
次回、絶対に挽回してください。
こんなマニアックなブログを読んでいるあなたならきっと頑張れます。私は応援しております。