なんか勉強したくなる毎日塾長

学生・社会人、みんながこれを見るとなんか勉強したくなるブログです。

時間型orタスク型

勉強をはかどらせたいという願望は誰しもあると思います。

しかし、人には状況の変化やモチベーションの概念が存在します。

今回のお話は、受験生や社会人の方で勉強する上でのもはや重要テーマとなっている時間型学習タスク型学習についてお話しします。

 

時間型学習とは、何時間勉強するかを決めて勉強する方式です。

タスク型学習とは、何をどこまでするかを決めて勉強する方式です。

 

どちらの方が良いのか。

結論を言えば、、どちらもあまりうまくいきません、、

 

理由を述べていきます。

 

時間型について。

例えば、9時から12時まで勉強をすると決めていた場合。

朝ごはんを食べるなり、ちょっと長めにテレビを見てしまったりして気がつけば9時10分になってしまっていた時というのは、勉強しようという気になれません。もともと決めていた計画が少しであれ狂ってしまった場合というのは人はやる気にならないものです。なおかつ基本的に楽をしたがるので、やっぱりきり良く10時から始めようかなというふうになってしまいます。なかなか時間通りに動くというのは難しいものです。何かの拍子で狂ってしまった時に時間型学習では対応し切れないです。

 

次にタスク型について。

みなさんも経験はおありだとは思いますが、学習計画を立てたところで本当にその通りに実行し続けられた人というのはどれくらいいるでしょうか。

短期タスク型と長期タスク型があるとして今日の話の内容としては短期タスク型でございます。

勉強にはスタミナがあるというお話は以前にもさせていただきました。

その日勉強をこれから始めるという段階に至ってはやる気満々なわけで、「今日一日でこれだけのことをやる」と計画を立てると大抵の場合、本来自分が持っているスタミナ量を超えた目標を打ち出してしまいます。もちろん、やる気満々で向上心を持って勉強に打ち込むことは非常に良いことですが、できなければ意味がありません。それどころか、そのタスクを達成できなかった場合、今日もはかどらなかったと気持ちが落ちるばかりです。

 

ではどうすれば良いのか。塾長なりの折衷案を考えました。

時間をなんとなく決めて、こなす分量をなんとなく決めてから勉強することです。

目標設定など明確にしなくてもいざ勉強を始めれば入り込めますし、気がつけばこれだけの時間まで勉強していたんだなという状態になりやすくなります。

コツは今の時刻が何時であれ、とにかく勉強に手をつけることです。勉強は,し続けることよりも始めることの方が難しいです。一度始めてしまえば集中できます。

今回のお話はあくまでも一日の勉強スケジュールとしての短期的な学習計画のお話です。長期的な学習計画の立て方はまた変わってきますのでご了承ください。

 

ぜひ参考にしてみていただければと思います。

 

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