勉強を遠慮する子

勉強というのは本来してもしなくてもいいものです。

人によっては勉強をした方がいい人もいます。大半はそうだとは思います。

多くの人たちにとって勉強はした方がいいものでなおかつ、周囲の人たちは勉強をさせようとするので勉強はしなければならないものへと変換します。

するしないは本人の自由です。

しかし、勉強をするということは最高の贅沢であるという認識は持っておくべきだと思います。

学生を終え、大人になったとしても勉強することというのはたくさんあります。そのときに勉強をしたいと思ってもなかなか時間を確保することができず、勉強をしたい欲が余計に増すばかりです。

学生というのは、勉強しかすることがなく、いつの間にかしなければならないという強迫観念に変換してしまいがちです。

勉強というのは自分の英知を養うことができる唯一の手段です。

勉強しかすることがないというのは、人生において最も贅沢な時間であります。

環境や、国によっては同年代でも、勉強したくてもできない子はたくさんいます。それどころか明日の食べるものすらありつけるかわからない状況下にある人もいます。

日本という国で勉強なんてしなくても、生きていくことなどできます。勉強ができるというのは、きっちりと最低限の環境があってのことです。

つまり、勉強というのは、してもしなくてもいいもの。贅沢品です。

勉強は贅沢だとは知らずに勉強する環境をきっちり整えられているにも関わらず、勉強しない子は贅沢を遠慮しているようである種、滑稽に見えてしまいます。

塾長は、生徒たちに勉強をした方がいいよとは言っても、しなさいと言うことはありません。

やる気を引き出させるというのは、塾講師としての仕事として当然のことでありますが、あくまで自分の意思で頑張るものです。

塾長は贅沢品とはいえ、一生懸命頑張る子を一生懸命にサポートします。

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