先延ばしにしてしまいがちな人へ

人は誰でも、やりたいことややろうと思ったことはあるものです。

そして誰もが、「明日からやろう」と思ったことがあると思います。

つまり先延ばしにしてしまうということです。

この先延ばし思考は今後、人生において大きな影響を与えることになります。

習慣のお話はちょくちょくこのブログの中でさせていただいているのですが、良い習慣は絶大な効果をもたらし、悪い習慣はとことんその人を負の方向に導くことになります。

「明日からやろう」「来週からやろう」という先延ばし思考を繰り返していくうちにその思考そのものが習慣化してしまいます。

つまり、何かやろうと思う→先延ばしにする→行動に移さない

この一連の流れが癖になってしまいます。

これは紛れもなく悪い習慣に分類されるでしょう。

私は実際、明日からやると宣言してから本当に明日から始めた人を見たことがありません。

人というのは忘れる生き物だということもよくお話しさせていただいております。

何か決意をしたとしても、一度寝て1日も経てば大抵のことは記憶から薄れてしまいます。記憶に定着させるのは繰り返し、習慣以外にありません。

思ったことを即行動に移すことを習慣にすることで行動力は身についてきます。

ついつい、めんどくさくなってしまうこともありますが、ウンっと踏ん張って行動に移す癖を身につけるのはものすごく良いことだと思います。

何か始めようと思ったことがあればその時こそがそれを始めるベストタイミングです。

ついつい、「今日は体調が悪いから」とか「今は他のことが忙しいから」と言い訳をしてしまいがちですが、もしそういう言い訳をするのであれば、その物事はまだその人にとって必要なものではないのだと思います。

言い換えれば、気持ちの熱量が行動に移すということに追いついていないということです。明日からやろうと思った時点でそこまでやる気がないのです。しかし、熱量があったとしても先延ばし思考が習慣化され、完全に形成されてしまった場合というのは行動に移せません。習慣というものはそれほど非常に強固なものでできており、修正困難です。それにも勝る熱量を引き起こされる大きなきっかけなどそうそうあるものではありません。

日常の中で、些細なことであってもすぐに行動に移すことを意識して生活すると今後人間力が絶大に身につくのではないかと信じて、塾長自身にも言い聞かせております。

「今でしょ」という言葉が流行りましたが、あれはまさに本質をついたシンプルな一言でしょう。

個別指導塾リライアンス　https://www.reliance-kobetsu.com